NHKの『いないいないばあっ!』
子どものいる家庭は、1度は見た事のある番組ですよね。そして好きなキャラクターの声は、誰がやっているのか?気になってくるものです。
今回は『いないいないばあっ!』の『わんわん』の声は、誰がやっているのか調べました。その正体は意外な人物!
いないいないばあつ!のワンワンの声優さんについて詳しくご紹介しますね♪
HKいないいないばあ「わんわん」の声って誰?
『いないいないばあっ!』はNHKで 放送されています。乳幼児向けの教養番組になります。
1996年4月から始まった番組です。なのでこの春には、24年目を迎えることになりますね。
体操や歌、しつけなどを中心に作られている番組です。
その『いないいないばあっ!』の中でも、主人公的な存在の『わんわん』がいます。
名前の通りかわいらしい『犬』のキャラクター。
子どもにも大人気で、家の中を見渡せば1つくらい『わんわん』のおもちゃなどありますよね。
そんな『わんわん』の声ですが、誰がやっているか知っていますか??
案外知らない人が多いですよね。
ぜひ知ってもらいたいので、紹介しますね。
たんけんぼくのまち「チョーさん」
あなたは、『たんけんぼくのまち』と言う番組を知っていますか??
1984年〜1992年の間、NHK教育テレビで放送されていた番組です。『たんけんぼくのまち』の中に出てくる『チョーさん』がいます。
チョーさんは、将来の店長を目指して修行のために配達員として働いていました。
『チョーさん』は野球帽に丸メガネ、黄色系の服がトレードマークの青年です。
おっちょこちょいだけど、好奇心旺盛かつ行動力抜群で『チョーさん号』と言う名の自転車で、仕事をこなしていました。
その傍ら、さまざまな地域社会の仕組みを、学習していくのです。その結果を手書きのイラスト『たんけん地図』にまとめる、という番組でした。
『チョーさん号』がボロボロの自転車だったのを覚えている人も多いのではないでしょうか??
その主人公の『チョーさん』が、『わんわん』の声をしている人なんです。
『たんけんぼくのまち』の頃は、本名の『長嶋 茂』で活動していました。しかしこの『たんけんぼくのまち』で『チョーさん』を演じ、芸名も『チョー』に変えたのです。
余談ですが、『たんけんぼくのまち』のチョーさんは、犬が大の苦手でした。その苦手だった『犬』を今現在演じているのは、なんだか面白いですよね。
「チョーさん」のプロフィール
さて『チョーさん』のプロフィールも気になりますよね。
紹介します!!!
- 名前:長島 茂(ながしま しげる)
- 愛称:チョーさん
- 性別:男
- 出身地:埼玉県鴻巣市(こうのすし)
- 生年月日:1957年12月15日
- 血液型:B型
- 身長:167センチ
- 職業:俳優、声優、ナレーター
- 所属事務所:排協(東京俳優生活同組合)
- 免許、資格:普通自動車、国語科教員免許、書道家教員免許
- 趣味:バドミントン、ジョギング
チョーさんは62歳(2020年1月現在)です。
意外にも、国語と書道家の教員免許を持っているんですね。
そういえば、『いないいないばぁっ!』の中で歌う場面があります。
その歌の題名が紹介される時に、作詞作曲チョーと書いてあるのに、気づきませんでしたか??
全ての歌ではないのですが、チョーさんが作詞作曲したものがあります。
そして、絵もすごく上手なのです。
『いないいないばぁっ!』の中で絵を書く場面もありました。『わんわん』の着ぐるみのままで、絵を書くんです。
見えにくいと思いますが、すごく上手な絵でした。この作詞作曲や絵画も、特技の中に記載してほしいものです。
本当に多彩な才能を持つチョーさん。きっと努力家なんでしょうね。
見習わなければなりません。
わんわんの中もチョーさんが入っているの?
いないいないばぁっ!の『わんわん』は着ぐるみになります。
そして、『わんわん』は飛び跳ねたり、歌ったり、時には側転も披露します。
中に入っている人は、どちらかと言えば若い人だと感じませんか??
それが、なんとチョーさんなんです!!!
着ぐるみの中と声優さんは、別の人のケースが多いのです。しかし、チョーさんは両方の担当をしているのですね。
今現在62歳のチョーさん。
『わんわん』の声も着ぐるみの中身も、全てチョーさん本人です。
すごいですよね!!!
『わんわん』と一緒に演出している女の子は、3年くらいの間隔で交代しているんです。
しかし番組が始まって以来、『わんわん』はチョーさん1人です。『わんわん』の着ぐるみは、約20キロほどあります。
重いだけでなく、動き回ると暑く、息苦しさもあります。
そんな重い着ぐるみを、62歳の身体で扱うのは、かなりの体力がないとできません。
いないいないばぁっ!は番組だけでなく、コンサートのイベントもやっています。
番組だと編集などできますが、コンサートは編集無しですよね。
チョーさんいわく、『わんわんは自分しかできない』と感じていて代役を使いません。そして、息の続く限り、できることなら続けていきたいと言うチョーさん。
その為に、チョーさんは毎朝10キロメートルのランニングをしています。そしてさらに、腕立て伏せも200回しているんです。
すごすぎます!
チョーさんの体力がなければ、『わんわん』は成り立ちません。体調が悪いから今日は『わんわん』は不在ですと言うわけには、いかないですもんね。
『わんわん』を演じる為の影の努力と言えば、計り知れないものですよね。
そしてチョーさんの『わんわん』に対する思いやプライドをすごく感じませんか??
ここまでできる人は、なかなかいません。すごいを通り越して、尊敬してしまいますね。
「チョーさん」の主な出演作品
チョーさんは、俳優、声優、ナレーターなど様々な場所で活躍をしています。
きっとあなたも、この声もチョーさんだったの!?びっくりする作品もあるはずです。
それでは見ていきましょう。
- 『ONE PIECE』 (ブルック役)
- 『GTO』(内山田校長役)
- 『ぼくは王さま』 (主役・王さま役)
- 『ペンギンの問題』 (井上マイケル役)
- 『犬夜叉』 (邪見役)
- 『クレヨンしんちゃん』 (野原銀の介役)
- 『宇宙戦艦ヤマト2199』 (アナライザー役 他)
- 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 (大槻役)
- 『宇宙兄弟』 (南波父役)
- 『のだめカンタービレ』 (峰龍見役)
- 『チェブラーシカ あれれ?』 (シャパクリャク役)
- 『マリー&ガリー』 (ガリレオ役)
- 『バトルスピリッツ ダブルドライブする』 (セキコ仙人役)
他にも書ききれない程あります。
どうでしたか??
あなたの知っている番組に、チョーさんの声が流れていましたよね。数多くの担当をしているチョーさん。
特に声優界には、かかせない存在となりレジェンド的存在でもありますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
チョーさんは『わんわん』だけでなく、様々な声の担当もしていましたね。人間は、なかなか努力ができません。
しかしチョーさんの惜しまぬ努力には、頭があがりませんよね。これからも、チョーさんにしかできない『わんわん』を見せてくれるはずです。
今も昔も子ども達から愛されている『チョーさん』と『わんわん』。
チョーさん無くしては、『わんわん』は成立しません。これからもテレビの中のチョーさんを、応援していきましょう!!!