えごま油と亜麻仁油の違いとは?オメガ3オイル凄い

  • 2020年2月7日
  • 2020年2月7日
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毎日スプーン1杯(小さじ)を食べると、健康や美容に良いとされている、えごま油と亜麻仁油。

食べる油とも言われています。

ちなみに、えごま油と亜麻仁油の違いって知っていますか??

どちらも身体に良いのは分かっていても、どっちを買うか迷いますよね。今回は、えごま油と亜麻仁油の違いを調べてみました。

このブログを読んで、あなたに合った油を選んでくださいね。

 

あきな
えごま油と亜麻仁油の違いについて詳しくご紹介しますね♪
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えごま油とは?

えごま油について詳しく説明しています。

まず、よく聞くえごま油ですが、一体どういったものかを、説明していきますね。

えごま油はシソ科の『えごま』の種子から、抽出してとった油です。見た目はシソに似ていますが、茎や葉は緑色で毛が多く、臭気がある植物です。

日本ではあまり見られませんが、韓国の方では葉を食す文化があります。えごまの葉のキムチ漬けが有名なんですよ。

飛騨地方では、えごまのことを『あぶらえ』と呼ばれています。そして飛騨地方では、現在でも、えごまの種子を食用として食しています。

えごまの種子をすりつぶして『五平餅』のタレに使われるなど、伝統食として使用されています。東北の方ではえごまを『ジュウネン』と呼ばれているんです。

なぜだか分かりますか??

えごまを食べると

『10年長生きする』

『10年保管していても播(ま)けば芽を出す』

といった言われがあります。昔から、身体に良いとして知られていたことが分かりますね。

※えごま油の危険なメーカーについても詳しく解説しています。
→「えごま油の危険なメーカーとは?」について記事へのリンク

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亜麻仁油とは?

亜麻仁油について詳しく解説しています。

亜麻仁油についてですが、読み方は『あまにゆ』と読みます。

亜麻という植物の種子から抽出したものが、亜麻仁油となります。

亜麻仁は、人類が初めて栽培した植物なんですよ。種子は食用として、茎からは織物に使われる繊維を採る事ができます。

亜麻仁油は食用の他にも、絵の具や工業用油としても使用されています。そして、麻布と言う生地がありますよね。

この亜麻から作られているんです。

肌触りが良く吸水性や通気性に優れているので、夏用の衣服によく使われていますね。種子用の品種は、温暖地でも栽培できます。

しかし、繊維用の品種は冷涼で、湿度の高い気候が栽培に適しています。西暦800年代には、『臣民は亜麻仁をとるべし』と法令化されていました。

最近ではスーパーフードとして知られている亜麻仁油ですが、亜麻仁がそんな昔から注目されていたなんて、びっくりしましたよね。

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えごま油と亜麻仁油の共通点

えごま油と亜麻仁油の共通点について解説しています。

えごま油と亜麻仁油の共通点は、αーリノレン酸が多く含まれているんです。

αーリノレン酸と言うのは、EPAやDHAと同じで、オメガ3脂肪酸の一種です。

オメガ3脂肪酸には、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らして、血液をサラサラにする力があります。さらに、脳を活性化させる効果もあるんです。

このオメガ3脂肪酸は、人間が体内で生成できない栄養素となります。なので健康面で、凄く良い効果が期待されている油なんですね。

えごま油と亜麻仁油は、健康な成分を多く含む優れた油です。そしてどちらも、オメガ3脂肪酸を多く含み、酸化しやすい食品です。

えごま油も亜麻仁油も、熱に弱いので炒めものや、煮物、揚げ油には使えません。

熱を加えると、αーリノレン酸が酸化してしまうのです。

さて、αーリノレン酸が酸化すとどうなるか分かりますか??

実は、トランスサン脂肪酸と言う油脂に、変わってしまいます。トランスサン脂肪酸は、摂取しすぎると身体にとって、悪影響を起こしてしまうのです。

肥満になりやすかったり、アレルギーが出てしまうのです。もともとは、良い成分だったのに熱を加えるだけで、全く反対の成分に変わってしまいます。

えごま油や亜麻仁油の保存方法にも、注意しましょう。

高温のガスコンロ周辺、直射日光があたる場所や、蛍光灯の光も避けた方が良いですね。なるべく光を避け、暗くて涼しい場所に保存するようにしよう。

冷蔵庫がおすすめですね。とてもデリケートな商品です。

空気に触れても酸化が進むので、フタもきっちりと閉めてくださいね。

えごま油と亜麻仁油の違いとは?

えごま油と亜麻仁油との違いについて説明しています。

次は、えごま油と亜麻仁油の違いを見ていきましょう。

えごま油も亜麻仁油も、どちらも植物性の油です。身体に良いとされる、αーリノレン酸が含まれている量は、どちらもあまり変わりません。

しかし、その他の成分には違いがあり、身体に与える効果効能にも、違いがあります。

えごま油には、『ロズマリン』と『ルテオリン』と言う成分が多いです。これらは、アレルギーや炎症を抑える効果や、血糖値を抑える効果があります。

アトピー性皮膚炎やダイエット効果にも、期待が持てますね。

一方、亜麻仁油は『リグナン』というポリフェノールの1種の成分が、多く含まれています。

『リグナン』には、更年期障害を改善したり、コレステロール値を下げる力があります。さらに腸内細菌により、免疫力を上げてくれるだけでなく、抗癌作用の効果があります。

また、食物繊維も多いので、便秘の改善にも効果的ですよ。えごま油にも亜麻仁油にも、魅力的な効果効能が期待できますよね。

味の違いも気になりませんか??

どちらともメーカーによるのですが、えごま油は無味無臭です。えごまが植物の状態の時には、臭気がありますが抽出されると無臭になります。

意外ですよね。

なので、味は、サラダ油をイメージすると良いでしょう。えごま油だけでも、サラリと飲めてしまいます。

一方、亜麻仁油には、少し生臭くクセがあると言った感想を持つ方もいます。そのまま飲むには、苦手と感じる人の方が多いです。

亜麻仁油を摂取したい場合には、少し手を加えた方が食しやすいですね。

えごま油と亜麻仁油の食べ方について

先程も伝えましたが、えごま油と亜麻仁油は、熱を加える料理には向いていません。

そして、タンパク質を豊富に含む食材と一緒に食べると、効果アップが期待できます。

高タンパクの食品を紹介しますね。

  • 納豆
  • チーズ
  • 鳥のささみ

などがあります。

 

納豆にそのままかけたり、あったかいご飯で作る卵かけご飯にも良いですね。

ん??えごま油と亜麻仁油は、熱に弱いんじゃないの??と思いましたか??

そう感じたあなたは、このブログを良く読んでくれていますね。ありがとうございます!!

えごま油や亜麻仁油に、直接熱を加えるのは、よくありません。しかし、出来上がった熱いものに、かけたり混ぜたりするのは大丈夫なんです。

なのでお味噌汁やスープ、コーヒーなどにも混ぜて食すのには、問題ありませんよ。もちろん炒めた物や、揚げた物にかけるのも大丈夫です。

もう1つ注意してほしいことがあります。

えごま油や亜麻仁油を、そのまま食す場合には、空腹時には飲まないでください。そのままでも食せるのですが、やはり油です。

空腹時に油だけを食べるのは、オススメできません。何かと一緒に摂取してくださいね。

身体に良いからと言って、たくさん摂取した方が、もっと効果が期待できると感じる人もいるでしょう…

しかしながら、いくら身体に良いと言っても、過剰摂取は逆に身体に良くありません。そもそもは油です。

1日の摂取量を守ってこそ、効果効能が得られるんですよ。

まとめ

えごま油も亜麻仁油も、食し方を間違えなければ、身体に良い食品です。

どちらにも、効果効能が違うので、あなたが取り入れたい方を選んで食してくださいね。

1日の摂取量は、小さじ1杯です。摂取しすぎても、良い効果は期待できません。

えごま油や亜麻仁油を摂取すると同時に、毎日の食生活を見直すのも大事ですね。

えごま油と亜麻仁油の違いとは?について詳しく説明します。
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