「クリスマスに食べるものって、日本と海外じゃ違うの?」
日本にも外国人が、どんどん住むようになっているので、文化の違いなどから、疑問に思ってしまいました。
そこで、今回は、クリスマスに食べるもの!日本VS海外のメニューをご紹介します。
クリスマス 食べるもの!日本編7選
クリスマスは西洋の文化ですが、現在ではすっかり日本の定番イベントとしてなじんでいますよね。
そんなクリスマスに日本で食べる定番メニューを7つ、ご紹介させて頂きます。
ケーキ
日本のご家庭でクリスマスに必ず食べるものと言えば、何といってもケーキです。
毎年、クリスマスには人気ケーキ店の前に予約したお客さんが列を作っています。
このクリスマスにケーキを食べる習慣は、お菓子メーカーの不二家その起源となっています。1922年に不二家が初めてクリスマスケーキを売り出し、それが日本の定番となりました。
もちろん、お店のケーキでなく手作りケーキを作る方もいるでしょう。
スポンジケーキも自分で焼いてホイップクリームとフルーツで飾り付けするのもおすすめです。
すでに焼いてあるケーキやホイップクリームを使ってお子さんと手作りするのも良いでしょう。
クリスマスは、食後に手作りもしくはお店の美味しいケーキを家族そろっていただきましょうね。
チキン
日本のクリスマスの定番メニューと言えば、何といってもチキンが有名です。
クリスマスには、必ずケンタッキーフライドチキンのCMがTVでバンバン流れますよね。もちろん、スーパーやデパ地下にもローストチキンが店頭に並びます。
でも、このクリスマスに遅筋を食べる風習は実は日本特有のものなのです!海外ではクリスマスにはチキンはあまり食べられません。
日本でクリスマスに遅筋を食べるようになったのは、ケンタッキーの広告がその始まりです。1970年に「クリスマスにはケンタッキー」と宣伝されるようになり日本に定着していったのです。
現在、ケンタッキーではクリスマスバーレルなどの限定商品も販売されています。
ピザ
現在、日本ではクリスマスにはピザを食べる家が多くなっています。事実、クリスマスの時期には宅配ピザの注文がグンとふえる傾向にあります。
だって、ピザというとパーティーの食べ物というイメージがありますからね。
クリスマスには、家族や友達がお家に集まる日でもあります。そんな時には自然とパーティーメニューであるピザを注文してしまうのかも。
もちろん、ママが生地からピザを手作りして食卓に並べてもいいですね。手作りならオリジナルのトッピングが楽しめます。
ピザ生地は、ホームベーカリーを活用しても簡単に作ることができます。
ローストビーフ
ローストビーフというとパーティーなどのご馳走のイメージがありますよね。
もちろん、ローストビーフは日本のクリスマスディナーの定番メニューでもあります。
ローストビーフは豪華でボリューム満点なところが、クリスマスのメインディッシュにふさわしいですよね。
ローストビーフはほかの洋食メニューとも合わせやすい点もクリスマスメニューとして選ばれる理由です。
ローストビーフは、スーパーやデパ地下で購入するのもおすすめです。もちろんご家庭で、オーブンや圧力鍋を使って手作りしても家族に喜ばれるでしょう。
シチュー
冬であるクリスマスの日本の定番メニューと言えば、やはりシチューでしょう。
シチューというと海外のイメージがありますが、日本の冬の定番メニューでもあります。寒いクリスマスは、家族で温かいシチューを食べて寒さをふき飛ばしちゃいましょうね。
揚げ物
クリスマスの定番料理と言えば、空揚げなどの揚げ物でしょう。
気軽にできるうえに、食卓に並べると豪華に見える点もクリスマスメニューとしておすすめしたい点です。
特に、鶏のから揚げや竜田揚げはクリスマスに限らず万人受けする揚げ物メニューですよね。クリスマスには、美味しい揚げ物をたくさん作ってパーティー気分をもりあげましょう!
サラダ
クリスマスの献立はチキンやローストビーフなどどうしても肉メインになってしまいがちです。そんな日本のクリスマスメニューのフォロー役として欠かせないのがサラダです。
野菜サラダにシーザードレッシングをかけてシーザーサラダにするのもおすすめです。もちろん、お子さんが大好きなマカロニサラダやポテトサラダもいいでしょう。
お肉料理だけでなくビタミン豊富なサラダもそえてクリスマスの献立の栄養バランスを整えましょう。
クリスマス 食べるもの!海外編8選
上記で日本のクリスマスの定番メニューをご紹介しました。
皆さんは、日本の定番メニューだけでなく、海外のクリスマス定番メニューも知りたいですよね!
そこで、以下に海外でクリスマスに食べる定番メニューを8つ、ご紹介します。
海外のクリスマス料理にご興味のある方は、ぜひ、ご覧になってくださいね。
七面鳥
日本では、クリスマスはチキンを食べるのが定番ですが、アメリカでは七面鳥がクリスマスの定番メニューです。
なぜ、アメリカでクリスマスに七面鳥を食べるようになったのかというと理由は16世紀にさかのぼります。
イギリス人がアメリカに移住したときに食糧不足で困っていました。すると、先住民のワンパノアグ族が七面鳥を提供してくれたのです。
この話が、現代アメリカでクリスマスに七面鳥を食べることになったもとの話と言われています。
先住民から七面鳥を提供してもらい移民のイギリス人は飢饉を乗り切りました。それで、七面鳥を感謝の象徴としてお祝いの席で必ず食べるようになったのです。
その風習が現代まで残り、アメリカでクリスマスに七面鳥が食べられるようになったのです。
ビュッシュ・ド・ノエル
日本では、クリスマスにはデコレーションケーキを食べますよね。
でも、ヨーロッパ諸国ではビュッシュ・ド・ノエルという丸太型のケーキを食べます。
ノエルはフランス語でクリスマスを表し、ビュッシュは丸太を表しています。
なぜ、丸太型のケーキを食べるでしょうか?
一説には、北欧の古い宗教的慣習が由来になっていると言われています。そのほかにも、キリスト教の暖炉の逸話が起源であるともいわれています。
シュトレン
シュトレンとは、ドイツのパンの一種でクリスマスの時期の伝統的メニューです。
シュトレンという単語の意味は、「坑道」という意味です。このパンの生地にはレーズンやレモン&オレンジピール、ナッツが入っています。
公募の入ったパン生地にこれらの具材を練り込んで焼き上げ、表面に粉砂糖をまぶします。
このシュトレンは日もちするパンなので、クリスマス前に作っておきます。そして、クリスマスまでに、1枚1枚スライスして食べる習慣が西洋にはあります。
ローストビーフ
ローストビーフは、日本でもクリスマスに食べるメニューとして有名です。
実は、イギリスでも七面鳥と並ぶクリスマスに食べる定番メニューとなっています。イギリスでは、ローストビーフにマッシュポテトやラディッシュをそえて食べます。
ミートローフ
アメリカの家庭のアジと言えば、何といってもミートローフです。もちろん、クリスマス料理としても海外で提供されるメニューです。
ミートローフは具材の入れ方を工夫して切り口を華やかにすると面白いメニューです。
輪の形の型で成型して、リースに見立てるとよりクリスマスっぽくなりますね。
パネトーネ・パンドーロ
パネトーネとパンドーロは、イタリアのクリスマスに欠かせないスイーツです。
パネトーネとパンドーロは、ブリオッシュやスポンジケーキのようなシンプルなスイーツです。
パネトーネは、ブリオッシュ生地にドライフルーツが入ったドーム型のスイーツです。パンドーロは、卵とバターがたっぷり入った星形のスイーツです。
こちらは、ドライフルーツが入っていないシンプルなスポンジ生地でできています。どちらもイタリアでは、食後のデザートとして食べられます。
イタリアでは、このパネトーネとパンドーロをクリスマスの食後のデザートとしていただきます。実は、イタリアではクリスマス当日だけでなく、12月から1月にかけて何回もこのスイーツを食べます。
豚肉
北欧のクリスマスでは、七面鳥やビーフではなく、豚肉を使った料理を食べる習慣があります。
スウェーデンでは豚肉のハム、ノルウェーやフィンランドではロースとポークや豚のハムが定番メニューです。
鯉
実は、ハンガリーやチェコ、ポーランドなどの東欧諸国ではクリスマスに鯉を食べる習慣があります。
鯉を一口大に切り唐揚げにし、姿煮やスープにしてクリスマスメニューとしていただきます。
カトリックの伝統が多く残っている国では、クリスマスにお肉を食べてはいけないことになっています。ゆえに、クリスマスにお肉ではなく魚料理と食べることが多いのです。
まとめ
クリスマスには、日本の定番料理を楽しむのもいいですが、外国の定番料理もおいしそうですね。
お家でクリスマスを過ごすなら、日本&外国のお好きなクリスマスメニューを手作りしちゃいましょう。
日本のも外国のもたくさん作っちゃえば、クリスマスパーティーがもりあがることでしょう。