「豆腐は健康だから毎日、食べてるけど・・・」
「豆腐って食べすぎると太るの?」
そんな疑問をもっている、あなたの為に。
今回は、豆腐を食べる目安量や豆腐の種類などを説明しつつ、カロリーについても紹介しています。
豆腐過剰摂取のリスクなども合わせて、是非ご参考ください。
豆腐を食べる場合!1日の摂取量はどれぐらい?
豆腐は栄養価が高く、健康的な食品でダイエットにも効果を発揮します。
しかし、どれだけ食べればいいのだろう?と悩んでいませんか?
実は、豆腐は、一日に食べるといい目安があります。ここで、その豆腐の摂取量について紹介していきますね。
木綿豆腐のカロリー
木綿豆腐の一丁当たりのカロリーは「216kcal」となります。
このカロリー量は、ご飯一杯分のカロリーと同じなんです。ご飯と比較してみると、木綿豆腐のカロリーは結構高いですね。
ですので、体にいいといっても食べすぎてしまうのは、注意しましょう。
絹豆腐のカロリー
絹ごし豆腐はどうでしょうか?
こちらは、1丁あたり、「168kcalとなっています。
木綿豆腐に比べると、カロリーは低いです。豆腐はダイエットに効果的といわれますよね?
この2つの豆腐をみると、絹豆腐のほうが、カロリーが低いのです。
なので、ダイエットに向いてるいるのでは?と思いますよね?
しかし、木綿豆腐のほうが、痩せるのに向いてるんですよ。理由は糖質です。ダイエットは、カロリーよりも糖質を意識しておいたほうがいいです。
木綿豆腐は、絹豆腐に比べて、糖質は少なく、栄養価も高いです。いま、糖質ダイエットが流行っていますが、ご飯の代わりに、木綿豆腐がオススメ!
また木綿豆腐は満腹感も感じることができますので、ダイエットに繋がります。
1日の摂取量はどれぐらい?
木綿豆腐の場合は「1/3丁:110g」で絹豆腐は、「1/2丁:140g」が目安になります。
しかし、この数値が絶対!ということではないことは理解しておきましょう。
一回の食事で、豆腐だけ食べるということはないので、バランスが大切になります。他の料理と調整をみながら、豆腐の食べる量を変えていきましょう。
豆腐は栄養価が高いのですが、全ての栄養が摂れるわけではありません。ですので、肉類、魚介類、野菜類なども積極的に食べるようにしていきましょう。
※豆腐の賞味期限っていつまで大丈夫なの?についても詳しく書いてます。
→「豆腐の賞味期限切れっていつまで?注意点」について記事へのリンク
豆腐は食べ過ぎると太る?
まず、太るのか?という点についてですが、豆腐もカロリーが高いので、沢山たべれば太ります。
カロリーにおいても、いかに、糖質が低いからといっても食べ過ぎれば、カロリーオーバーです。ですので、適切な量を食べることをオススメします。
豆腐は食べ過ぎは注意!6つの症状になる
豆腐は食べすぎて太るだけではなく、色々な症状がでてくる可能性があります。
豆腐の食べ過ぎによって、6つの症状について、ご紹介します。
下痢
豆腐には「にがり」があります。これは、豆腐を固めるときに使います。にがりは、海水からで作られますが、塩を取り除き、その後に現れてくるものです。
成分は、塩化マグネシウムで消化管の水分を消化されにくい状態にするため、病院で下剤として使われています。
このように、塩化マグネシウムは、マグネシウムイオンとして使われることで下痢という症状を起こさせます。
おなら
お肉もそうですが、豆腐を食べすぎることでおならが臭くなります。
この臭い原因は、豆腐に含まれているたんぱく質なんです。これが、植物性、動物性関係なく分解されることでおなら臭くなってきます。
貧血
貧血の人で、鉄欠乏性貧血の方が多いですが、これが立ちくらみ、めまい、耳鳴りなどを起こします。
鉄欠乏性貧血は、鉄分が不足することで、ヘモグロビンが少ない状態です。豆腐には、たんぱく質の他に、鉄分が含まれていますが、これは「非ヘム鉄」といわれるものです。
非ヘム鉄は体に吸収されにくい鉄ですが、ビタミンCと動物性タンパク質などによって吸収されやすくなります。
豆腐を食べすぎてしまうと、ヘモグロビンの構成に役立つ鉄分が減ります。その結果、貧血となってしまいます。
腎臓疾患
腎臓疾患は腎臓のろ過機能にダメージを与えることで起きます。
腎臓の働きは、体の中の、水分や塩分の調整をする機能です。また、血液中の不必要なものろ過し、排泄作用もしてくれます。
したがって、豆腐を多く食べてしまうと、たんぱく質の過剰摂取となります。ですので、腎臓のろ過機能に負担をかけることになり、腎臓疾患となります。
女性の場合の注意点
豆腐を過剰にとることで生理が遅れてしまうという症状が出ます。
エストロゲンとプロゲステロン(女性ホルモン)によって、約28日周期で生理のサイクルになります。豆腐のイソフラボンを過剰に摂ると、エストロゲンが低下し、生理が遅れてしまいます。
また、卵巣にもダメージを与えてしまう可能性もありますので注意が必要になります。
イソフラボンの安全な摂取量は、食品などで「75mg」、サプリメントなどでは「摂取30mg」です。
ちなみに、豆腐には、「30mg」含まれているので、計算しながら、他のものとバランスをとってください。
男性の場合の注意点
豆腐を食べることで、男性には、「薄毛の改善や体臭の抑制」の効果があります。
しかし、イソフラボンの過剰摂取によって、精巣の機能が低下や精子が減るといったことが起きます。
また、イソフラボン過剰摂取によって、筋肉がつかない場合もありますので、筋トレをしてる方は、適度にしておきましょうね!
まとめ
豆腐を過剰に食べてしまうと、女性であれば、生理の遅れ、男性は、精子の減少など、健康なはずが、不健康になる可能性もあります。
ですので、豆腐の食べ過ぎだけは注意しましょう。
適度に食べる分には、栄養価の高い素晴らしい食品です。