「飼っている猫が豆腐を食べたがるけど、与えても大丈夫なの?」
人間には、健康的な豆腐。猫には、どうでしょうか?
気になりますね?
今回は、猫に豆腐を食べさせても大丈夫なのか?について、ご紹介しますね。
猫に豆腐を与えても大丈夫なの?
猫に豆腐を与えても、大丈夫です!
豆腐は大豆からできており、特に猫にダメージを与えるものではありません。
栄養としては、たんぱく質、脂質などもたくさん含まれていますので、健康的な体つくり、維持することができます。消化もしやすいので、いいことばかりの食品です。
猫は肉食動物でもあり、たんぱく質が必要です。ですので、豆腐に含まれた、たたんぱく質が猫にとっては特に必要な栄養素です。
また、低カロリーでもあるので、ダイエットさせないといけない猫に、最高の食べ物です。
ですが、本来、人間向きの食品ですの、過剰な量の与え方や継続的な与え方はさけましょう。人間もそうですが、いかに体にいい食品でも、食べすぎてしまうと、逆に不健康になりますので、注意が必要になってきます。
猫が豆腐を食べるメリットとは?
では、豆腐を食べることで、猫に与えるメリットは何でしょうか?
具体的な効果を紹介していきますので、豆腐効果を理解したうえで、実際に、猫に豆腐を与えてみましょう。
ダイエットに効果的
豆腐は低カロリーで、たんぱく質や脂質を多く含みます。
なので、「最近、うち猫が太ってきたなあ~」と思ったら、いつも与えている、フードのかさ増しのために、豆腐をあげてみてください。
ですが、継続的に与えるのではなく、食事欲求が強いときに与えるようにしましょう。たまには、ご褒美として、ドライフードやウェットフードに豆腐を混ぜて与えるといいですよ。
おからもアリ!
おからも栄養価が高いです。豆腐と同じ栄養素ですが、そこに、食物繊維が加わります。ですので、おからパワーで、猫の便秘解消にもつながっていきます。
手作り食
豆腐は、子猫期の離乳食やシニア期に手作り食として使われることもあります。
そもそも豆腐は、癖がなく食べやすい食品です。もし、あなたの猫が食欲の低下、口内トラブルなどを抱えているときには、豆腐の手作り食を作ってみましょう。
猫に豆腐を与える量と与え方とは?
続いて、一体、猫にどれだけの量の豆腐を与えればいいのか?気になりますよね?
あまり、与えすぎても、体に良くないので、ここでは、猫に与える豆腐の目安量を紹介していますので、参考にしてみてください。
豆腐の与える量はどれぐらい?
まず、注意点ですが、豆腐を猫の主食にしないことが前提になります。
猫の全ての栄養を豆腐で補えるかと思えば、そうではありません。そして、これだけたべさせなければならない!という量も実は、決まっていません。
ですが、目安は必要です。例えば、子猫期の離乳食として、豆腐を与える場合には、「メインのフードに加え豆腐小さじ一杯」です。
成猫期の場合には、「大さじ一杯」です。この目安で与えてあげれば、問題ありませんが、一番やってはいけないことは、「毎日、主食が豆腐のみ」ということです。
このあたりは、気をつけておきましょう。
豆腐の与え方とは?
与え方は、「メインのフードにトッピングする」という形がオススメです。
しかし、豆腐が大好きな猫もいるので。そんなときは、豆腐そのままで、少し潰してあげる感じで、あげてみてください。
ここでポイントですが、豆腐は冷蔵庫に入れて保管してますので、冷たいですよね?
猫にとって冷たいものは体に良くないので、一度、豆腐を茹でてから与えることがオススメです。
冷たいままであれば、消化が進まない状態になりますので、気をつけておきましょう。
また、豆腐に調味料が入っている、味噌汁などに入っている豆腐を与えるのは、NGですので、ここも意識しておきましょう。
猫が豆腐を食べるときに4つの注意点
上記にも、いろいろんな注意点を紹介しましたが、「まだあるんじゃない?」と思いませんか?そうです!まだ、あるのです!
そこで、さらなる豆腐のデメリットを紹介していきますね。
大豆アレルギー
猫が豆腐を食べるときに注意しないといけない1つ目。大豆アレルギーです。
猫も人間と同じように、アレルギーで苦しみむ子もいます。キャットフードにも大豆は含まれており、猫によってはアレルギーの原因になる場合があります。
ですので、猫の様子をみながら、豆腐を与えてください。
消化不良
猫が豆腐を食べるときに注意しないといけない2つ目。消化不良です。
大豆には、たんぱく質含まれていますが、これは植物性たんぱく質になります。
しかし、猫が必要なのは、動物性タンパク質なのです。ですので、豆腐に含まれた植物性たんぱく質に与えることになるので、与えすぎると消化不良の原因となります。
注意が必要です。
にがり
猫が豆腐を食べるときに注意しないといけない3つ目。にがり。
豆腐を沢山与えすぎれば、不健康になることをお話しましたが、そのもう一つの原因は「にがり」です。
にがりは、塩化マグネシウムです。豆腐を固める為に必要な成分です。
このにがりが含まれていることで、猫にとって「腎機能低下」、「泌尿器系のトラブル」の原因にもなります。
ちなみに、おからは、このにがり成分が入っていません。
豆腐の種類を確認する
猫が豆腐を食べるときに注意しないといけない4つ目。豆腐の種類を確認する。
豆腐には、「木綿豆腐」と「「絹ごし豆腐」があります。
猫に与えるのは、「絹ごし豆腐」がオススメです。しかし、調理されている、卵豆腐やゴマ豆腐、厚揚げ豆腐などはNGですので、注意しておきましょう。
※豆腐の賞味期限切れって、いつまでなの?について詳しく書いてます。
→「豆腐の賞味期限切れっていつ?食べる時の注意点」について記事へのリンク
まとめ
猫には適量の豆腐、継続しない与え方が、大切です。
また、あくまでも、豆腐を主食にするのではなく、キャットフードのサポート的なものとして、とらえておきましょう。また、猫の体の調子を見ながら、豆腐を与えるかを判断していきましょう。