「梅雨の時期って、なんか疲れやすいな~」
梅雨の時期に、疲れやすさを感じていませんか?
なんだかダルい……、身体が重い……、歳のせいかな……。
実は、梅雨の時期に疲れやすくなったりするのには、原因があるのです。
今回は梅雨に疲れやすい原因と5つの対処法について、詳しくご紹介しますね♪
梅雨に疲れやすい症状とは?
梅雨の時期には、湿気が高くジメジメしています。そして、暑い日と涼しい日の気温差も激しいので、体調を崩しがちになってしまうんです。
梅雨時期の身体の不調は様々ですが、少し例に挙げてみますね。
- 身体がだるい
- 肩が凝る
- めまいがする
- 頭が重い
- 食欲がない
このような症状があると、梅雨特有の『梅雨バテ』の可能性があります。
えっ?
梅雨バテ?
梅雨バテって何!?
と、感じる人も少なくありませんよね。
梅雨バテとは、医学的用語ではないのですが、梅雨時期の身体の不調の事を言います。あなたも、夏バテと言う言葉は、よく聞きますよね。
夏バテも医学的用語ではありません。どちらも、自律神経の乱れからくる体調不良だったのです。
人間の自律神経には、副交感神経と交感神経と言うものがあります。副交感神経は、内も内臓を休ませる力。
一方、交感神経は、内臓を動かす力となります。
梅雨の時期になると、副交感神経よりも交感神経の方が、高ぶってしまうんです人は汗をかき、その汗が蒸発し、身体の熱を冷ましていると言うしくみになっています。
しかし梅雨の季節になると、気温と湿度が高くなりますよね。そうなると、汗が蒸発しづらくなり、身体の熱を逃がせなくなってしまいます。
身体に熱がこもってしまうと、梅雨時期でも脱水症状を起こしてしまうんです。
梅雨に疲れやすい原因とは?
梅雨時期は、疲れやすい原因があります。
雨は自然の恵みと言いますが、雨が続くと気分も沈んでしまいますよね。しかし、疲れやすいのは、気分的なものだけではありません。
実は、気圧が関係してくるんです。一般的に、雨や曇りの時は低気圧と言われています。
気圧は、目に見えないものですよね。実際に気圧は、あなたの身体を『圧迫』しているんです。
晴れの日は、割と気持ちよく過ごせていませんか??
それは、高気圧が適度に身体を圧迫してくれて、血流を良くしてくれているんです。一方で、低気圧は気圧が低い状態です。
身体にかかる圧力も、少なくなってしまいます。そうなると、晴れの日よりも血流の流れが悪くなるので、様々な不調が表れてしまうんですね。
気圧の問題だけではありません。梅雨時期には、気温や湿度が高くなりますよね。
その急な変化に、身体が対応しきれなくて、体調不良になってしまいます。これらの事も、『梅雨バテ』の原因の1つと言われているんですよ。
梅雨に疲れやすいとき!4つの対処法とは?
梅雨に疲れやすくなると言っても、家事や仕事を休むわけにはいきませんよね。
梅雨バテの主な原因は、『自律神経の乱れ』です。なので、自律神経を整えると言う事をしてみましょう。
「梅雨バテかも……」
と、感じた時の対処法をお伝えしますね。
お風呂に入る
ジメジメしているからと言って、お風呂をシャワーで済ませていませんか?
もしくは、熱いお風呂にさっと入って、さっぱり汗を洗い流そうと考えていませんか?
そうであれば、それはNGです!!
お風呂に入ると言うのは、身体が温まるので質の良い睡眠につながります。
お風呂は寝る2〜3時間前に入ると良いですよ。お風呂の入り方にも、オススメの入り方があるので紹介しますね。
38度〜40度くらいの湯船に、約15分くらいつかりましょう。半身浴ではなく、肩までしっかりつかる全身浴が良いですよ。
好きな香りの入浴剤を入れるのも、リラックスできますね。ジメジメを吹き飛ばす、清涼感のある入浴剤もオススメします。
体を動かす
梅雨時期になると、家にこもりがちになるので、身体を動かす機会も少なくなります。
ジムに通えば、適度な運動ができますが、お金もかかりますよね。そんな時は、家でできる運動をしてみましょう。
バランスボールや運動器具がない場合は、『ラジオ体操』をしてみてください。
日本人なら、誰もが体験したことがありますよね。
ん??あの単純な動きのラジオ体操が、運動になるの!?って思いましたか?
約3分ほどの運動の中で、一通り身体を動かせる体操になっています。
全くハードな運動ではないのですが、バランスがとれている、素晴らしい有酸素運動なのです。
身体を動かす時間ですが、夕方頃にするのが理想ですね。寝る前の激しい運動はダメですよ。
身体が興奮状態になり、寝つきがよくありません。
睡眠
人間に1番必要なのは、睡眠と言っても過言ではありません。ただ寝るだけではなく、質の良い睡眠が理想です。
質の良い睡眠をする為に、できる事を紹介しますね。朝、起きてすぐにカーテンを開けて、太陽の光を浴びましょう。
人には体内時計があります。
太陽を浴びる事で、24時間よりも長い周期の体内時計のズレを、リセットしてくれるんです。
しかし夜は家の照明の光でも、体内時計が遅れてしまいます。なので夜更かしは、ほどほどにして22時頃には布団の中に入りましょう。
体内時計が整うと、睡眠の質も良くなります。なので、晴れている日には積極的に、外に出かけましょう。
お仕事の日は、休憩時間に少しだけ散歩をするのも良いですね。
部屋の温度に気をつける
梅雨時期になるとジメジメ暑いので、エアコンを効かせすぎていませんか?
梅雨の時期は、天候の変化や季節の変わり目なので、朝と夜の『温度差』があります。
この気温差が続く事で、体温調節がうまくできなくなり、自律神経が乱れてしまうんですね。
暑いからと言って、ついつい部屋を冷やしすぎるのは、よくありません。
部屋を冷やしすぎると、外に出た時の『気温差』でさらに風邪をひいてしまいます。
なので部屋の温度にも気をつけてください。26度〜28度くらいがオススメです。
湿度も高いので、除湿機やエアコンの除湿機能を使うのも、1つの手ですね。
梅雨バテのときに効果的な食べ物とは?
梅雨バテの時に効果的な食べ物があります。
もちろんバランスの良い食生活を送る事に越した事はありません。
しかし、なかなか難しいですよね。そんなあなたに、是非知っておいてほしい事があります。
それは、その時期(旬)の食材を取り入れると言う事です。
有難い事に、旬の食材は多く出回るので、値段が安くなっています。そしてその季節に、あなたの身体にとって必要な栄養素を、多く含んでいるんですよ。
梅雨時期に旬を迎える野菜を紹介しますね。
- かぼちゃ
- きゅうり
- なすび
- ピーマン
- モロヘイヤ
- とうもろこし
野菜以外では、豚肉がおすすめです。特にモモやヒレが良いですよ。
鶏肉や牛肉に比べて、ビタミンB1が多く含まれているんです。
ビタミンB1には、疲労回復の効果があるので、梅雨の疲れやすい時期には、ピッタリの食材ですね。
お酢にも効果があります。お酢には、クエン酸やリンゴ酸などの『有機酸』と呼ばれる成分が含まれています。
『有機酸』は体内に蓄積している、乳酸と呼ばれる疲労原因を分解してくれるんですよ。
お酢自体が、さっぱりしているので梅雨時期にもぴったりですね。
※梅雨の時期に抜け毛が増える理由についても詳しく書いてます。
→「梅雨に抜け毛が増える理由とは?4つの対策方法」について記事へのリンク
まとめ
梅雨バテの症状は、人それぞれです。梅雨時期だけでなく、このブログを読んだ日から、生活習慣を見直してはどうでしょうか?
規則正しい生活をして、梅雨バテも怖くないように準備しておきましょう。