七五三は何歳でやるの?はじめてのお祝い分かりやすく解説!

「七五三って何歳でやるの?」

「七五三は数え年・満年齢どっち?」

など、新米パパ&ママは初めての七五三に戸惑ってしまうこともあるでしょう。

 

そもそも、七五三は何歳でどんな神社にお参りするものでしょうか。また、参拝するときはどんな服装をしていけばよいのでしょうか。気になりますよね?

ここでは、七五三初心者のために七五三という行事についてわかりやすくご紹介します。初めての七五三の参拝をスムーズに行いたい方、ご参考ください。

 

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七五三は何歳でやるの?男の子と女の子では違う?

七五三というのは、子供の成長を祝いこれからの健やかな健康を神社にお参りして願う行事です。

昔は医療も発達していませんしお薬もあまりなかった時代でした。なので、子供が幼い時に死んでしまうことが多々ありました。

ゆえに、子供が幼い時に無事成長できるように願いを込め様々な行事が行われていました。その行事で現代に残っているものが七五三なのです。

七五三のお参りを行う日というのは、毎年11月15日と決まっています。

ただし、この日の都合が悪い場合は、10月~12月初旬の吉日や土日に参拝することをおすすめします。

この七五三、実は男の子と女の子でお祝いする時期が異なります。では、何歳でやるの?って疑問に思うはずです。そこで、以下に男子と女子の七五三の時期とその起源についてご紹介しますね。

「七五三のときに必要なもの5選」についての記事へのリンク

男の子の場合

七五三のお参りに行く時期は、男の子の場合3歳と5歳です。3歳は女子と一緒なのですが、5歳は男の子だけ参拝します。

そもそもこの3歳と5歳という年齢に決まったのには理由があります。昔、平安時代は男子も女子も3歳に成長すると髪置きという儀式が行われていました。昔は男子女子ともに幼い時は髪をそっていました。

この髪置きの儀式は子供が初めて髪を伸ばし始める儀式でした。それは、もう幼い子供ではないということ、つまり成長の証でもあったのです。この儀式が七五三を3歳に行うようになった起源なのです。

さらに、なぜ七五三を男子のみ5歳に行うようになったのかご紹介します。こちらも、平安時代に行われていた着袴(チャッコ)という儀式が起源となっています。

着袴という初めて袴を着用する儀式は、男子が5歳の時に行われていました。これも子供が成長したことをお祝いする儀式でした。この儀式が、現在男子が5歳の時に七五三を行う起源となったのです。

女の子の場合

それでは、女子の七五三の時期についてご紹介します。

女子の場合は、3歳と7歳に七五三の行事を行うとご紹介しましたね。

3歳の場合は男子と同じ髪置きの儀式が年齢決定の起源となっています。七五三の7歳の参拝は女子のみ行います。

7歳に女子のみ七五三のお参りを行う起源は、帯解きという儀式にあります。この帯解きという儀式は、女子のみ7歳の時に平安時代に行われていました。

これは、着物を止めるアイテムである紐を帯に変える儀式です。こちらも、女子が健やかに成長したことをお祝いする行事として行われていました。

この朝廷や貴族のみ行われていた行事が武家や商人に広まっていったのです。これらの3歳、5歳、7歳に行われていた行事がまとめられ現在の七五三となったのです。

七五三は数え年・満年齢どっち?

明治時代までは、七五三のお参りは数え年で行っていました。

数え年とは生まれた日を1歳として次の正月ごとに年を取る年齢の数え方です。ただし、子供が小さい時は初めての着物にぐずってしまうかも。なので、現在では数え年でなく満年齢でお祝いするご家庭が多くなっています。

ただし、年子の兄弟がいる場合、皆さん工夫されているようです。例えば上の子は満年齢で下の子は数え年など、七五三を一緒にすませることも。

早生まれの場合は?

早生まれのお子さんの場合は、特に満年齢か数え年かで迷うことでしょう。もちろん、早生まれの場合も満年齢&数え年どちらを選んでもOKです。

ただし、一番小さい年齢の3歳の時は、満年齢でお参りする方が多いようです。それでなくても早生まれの子は小さいので満年齢の方が子供にかかる負担がより少なくなりますよね。

5歳や7歳の時は兄弟の年齢に合わせたり、同学年のこと同時期にお参りしたりするのもおすすめです。

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七五三はどこの神社に行くとよいの?

神道では生まれた土地の氏神様が子供を守ると言われています。ゆえに、七五三は自宅の近くの神社に参拝するのが一般的となっています。

実は、お寺でも七五三の参拝を受け付けているところがあります。仏教では仏様や先祖の霊が子供を守ると言われています。

子どもの成長を仏様や先祖に感謝する気持ちを込めてお寺に参拝する場合もあります。

七五三の参拝は神社でもお寺でもどちらでも構いません。子どもの成長に感謝し、それをお祝いする気持ちが大切なのです。お寺でも神社でもパパ&ママが子供のために選んだのならそれが正しいお参り先なのです。

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七五三の子供の服装とは?

七五三の子供の服装の選び方は性別、和装や洋装、年齢によって異なります。

まず、女の子の服装、次に男の子の服装をご紹介していきましょう。

七五三の子供の服装(女子の場合)

3歳の髪置きのお祝いの場合、和装は着物の上に「被布」という袖のない上着を重ねて着るのが一般的です。

晴れ着は、兵児帯という柔らかい紐で結ぶ場合が多々あります。そのほうが、着心地が良いので子供が喜びます。髪飾りや巾着は着物と柄合わせすると素敵です。

7歳の帯解きのお祝いでは兵児帯ではなくキチンと帯をしめます。

大人用の着物を肩上げ、腰上げして着用し、胸元に筥迫というセンスをさします。手元にはハンドバッグをもたせます。ハンドバッグの色は子供に似あう可愛らしい色のものをもたせましょう。

七五三での女子の洋装は、ワンピースかドレスが基本です。七五三では子供が小さい時、つまり3歳の時はドレスを着用させることが多いようです。

寒い時期は防寒対策としてワンピースにボレロやジャケットを羽織らせても良いでしょう。

7歳の時は落ち着いたデザインのシックなワンピースが好まれます。タイツや靴下を着用させてフォーマル感を演出しましょう。さらに、洋服に合わせた小さなハンドバッグをもたせても良いかも。

七五三の子供の服装(男子の場合)

男子5歳の袴着のお祝いの時の服装は、羽織袴が基本です。

伝統的な袴は、五つ紋付熨斗目模様や、色紋付の長着に揃いの袴がトラディショナルです。さらに、白い扇子や懐刀、お守りなどの小物は必携アイテムです。

男子の七五三の服装は、3歳の時は洋装でも和装でも良いでしょう。お子さんの着心地の良いものを選びましょう。男子の一般的な七五三のお参りの洋装は、スーツです。

ズボンは半ズボンが長ズボンかで雰囲気が全然違ってきます。長ズボンの方が大人っぽく、半ズボンの方が子供らしさを演出できます。色は黒やグレーなどのフォーマルにふさわしいものが好まれます。

七五三に行くときの両親の服装とは?

七五三のおすすめの服装は男女によって異なります。

母親の服装

まずはママの方からです。

和装をチョイスする場合は、色無地や付け下げを選びましょう。着物を選ぶときはできるだけ控えめ&清楚な雰囲気のするものをチョイスしましょう。

洋装の場合は、ワンピースや少し改まった感じのフォーマルスーツがおすすめです。洋装を選ぶときにはフォーマルorセミフォーマルで控えめなものをチョイスしましょう。

父親の服装

次はパパの服装です。

パパの七五三参拝の時の服装は基本的にスーツがおすすめです。カラーは派手ではないダークスーツが無難でしょう。

普段お仕事で着用されているスーツでもOKですが、必ずクリーニングしておきましょう。

七五三の時の両親の服装選びで注意する点は、カジュアルな服装をチョイスしないという点です。あまりにもカジュアルだと神社で浮いてしまうからです。

さらに、七五三の主役は子供なので、親は派手でない落ち着きのある服装をチョイスしましょうね。

まとめ

いかがだったでしょうか?七五三って何歳でやるの?などの疑問や服装についても分かったと思います。

七五三という行事は、子供にとって一生に一度しかない記念に残る行事です。

七五三は数え年でも満年齢でもお参りできますので、必ず忘れないようにお参りしましょうね。そして、七五三の主役は子供です。

親は控えめで落ち着きのある服装を着用し、お子さんの晴れ舞台をサポートしてあげましょう!

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