「お正月に大人も子供も一緒になって遊びたいけど・・・」
「どんな遊びがるのかな~?」
お正月に、実家に帰省すると、子供たちとの遊びって、色々と悩みますよね?
ということで、今回は、お正月に大人と子供たちで屋内&屋外で楽しめる伝承遊びをご紹介します。
お正月の遊び!大人も子供も一緒に楽しめる!室内編7選
現在、子供の遊びというとテレビゲームが主流ですよね。
でも、せっかくお正月なのだから、お正月の伝承遊びで遊ぶのもいいじゃないですか!
ここでは、大人も子供も一緒に楽しめる室内遊びについて7つ、ご紹介します。
お正月に子供たちと一緒に楽しく伝承遊びで遊びたいパパ&ママ、要チェックです!
カルタ・百人一首
お正月の定番のカードゲームと言えば、カルタ&百人一首ですよね。
カルタは、その昔平安時代に行っていた貝合わせがその始まりであると言われています。
カルタは1人が読み札を読み、残りの人たちで絵札を取り合うゲームです。たくさん絵札を取った人が、勝者となります。
子供向けのカルタはさまざまな種類があります。ことわざが覚えられることわざカルタなど学習カルタも楽しそうですね。
かいけつゾロリや11ぴきのねこなどの人気絵本キャラカルタもあります。
子供が好きそうなカルタをたくさん買って、お正月はみんなでカルタ遊びを楽しみましょう。
百人一首もカルタと一緒で、読み札を1人が読み残りのみんなで取り札を奪い合います。こちらもたくさん取り札を取った人が勝者となります。
カルタとの違いは、絵と和歌が書かれているのが読み札で、和歌の下の句が書かれているのが取り札な点です。
小学生なら授業に百人一首が出てきますので、勉強も兼ねて遊ぶことができますね。
福笑い
福笑いの遊び方は、まずお福面の輪郭が描かれた大きな紙を準備します。そして、目隠しをされた人が目や鼻のパーツをここと思う場所に置いていきます。
完成した後、目隠しを外してその位置のずれた面白い顔の出来具合を楽しむ遊びです。
誰がやってもそれぞれ違った楽しい顔ができる点がこの遊びの面白さですね。
すごろく(双六)
すごろくは奈良時代からある日本の伝統的なボードゲームです。すごろくは漢字で「双六」と書きます。
奈良時代に遊ばれていた盤双六は、サイコロを2つ使って遊びます。
なぜ、双六と呼ばれているかというと、サイコロ6の目が2つ出ると勝敗に大きく影響していたからです。
現代の双六は、ほとんど1つのサイコロの出た目の分だけ升目を進めてゴールの順位を競います。複雑なルールは何もないので、小さなお子さんも遊べる点がこの双六の魅力ですね。
めんこ
この遊びは、めんこという名の小さなカードを交互に投げてひっくり返したらそのカードが取れるゲームです。
最終的にたくさんのめんこが取れたら勝者となります。
めんこは、カードをひっくり返して買ったら、ひっくり返せなくなるまで自分の番が続けられます。失敗したら場に自分のめんこを置いたままにし、相手に撮られなければ次の番になります。
もし取られたら、新しい手持ちのカードを使います。
遊びだしたら、結構大人も子供も夢中になって白熱した試合になってしまう伝承遊びです。
トランプ
トランプは伝承遊びではありませんが、お正月に大人も子供も楽しめるカードゲームです。
トランプゲームには、小さな子供でも遊べるババ抜きやジジ抜きがあります。
ババ抜きは、まずカードにババであるジョーカーを1枚入れます。そして、順番にカードを引き同じ数字のカードを2枚ずつ出しながら最終的にババが残った人が負けになります。
ジジ抜きはジョーカーを使わず、1枚だけ同じカードがないカードを入れてそれが残ったら負けのゲームです。
特にジジ抜きは最後までジジがわからないので、白熱したゲームになります。
七並べも大人も子供も楽しめるカードゲームです。
最初に中央に7を4枚並べます。そのあと、7に引き続いて順番にカードを出していき、最初にカードがなくなった人が勝者となります。
パスなどを使ってストップをかけるなど駆け引きをして遊べるカードゲームです。
だるま落とし
達磨落としは、重なった積み木を木づちで叩いて1番上の達磨を落とさずに落としていくゲームです。
達磨を落とさずに下までたどり着けたらこのゲームは成功です。
単純な伝承遊びですが、達磨を落とさずに下にたどり着くのは結構難しいのでコツが必要です。
もしかすると大人よりも子供の方が上手にできるかもしれませんね。
けん玉
けん玉というのは、十字の剣と球がつながり、その球を皿や剣にさして遊ぶゲームです。
このけん玉は江戸時代に日本に伝えられたゲームで、昔は剣と球しかありませんでした。
その海外から伝わった形が改良され、皿部分を取り付けた日月ボールが現代のけん玉の原型です。
けん玉は、大人も小さい子も気軽にできるので、お正月遊びにぴったりですね。
お正月の遊び!大人も子供も一緒に楽しめる!野外編3選
お正月の伝承遊びは、室内遊びだけでなく屋外遊びもいろいろあります。
そんな野外でできるお正月の伝承遊びを3つ、ご紹介します。
お正月は大人も子供もお正月らしい遊びを屋外で楽しみたいという方、必見です!
羽根つき
羽根つきは、女子の成長を願う伝承遊びです。
羽根つきの羽子板は、女子の誕生祝いとしてプレゼントされる場合もあります。キレイな装飾を施して羽子板を飾る習慣は、現代にも受け継がれています。
羽根つきのルーツは、中国で羽に硬貨をつけてそれを蹴って遊んでいたのがそのルーツと言われています。
その中国の羽根つきが室町時代に日本に伝わり、現代の羽根つきへと変化していったのです。
羽根つきの羽には、無患子(むくろじ)と呼ばれる実が使われています。この実はその名の通り子供が患わないという意味があります。
そのためお正月にこの無患子の羽を使って羽根つきすると厄払いなります。さらに、子供が無事成長できるようにという願いも込められているのです。
羽根つきは、1人でつくあげ羽根という遊び方と2人でつくおい羽根という遊び方があります。
おい羽根では、負けると顔に墨を塗られていまします。この墨を顔に塗る行為は魔よけの効果があると言われています。
凧揚げ
凧あげは、江戸時代に男子の誕生を祝い、健やかな成長を願うものとしてひろまりました。
天まで届くほどたかくたこを揚げると、神様に願いが届くと言われていたのです。
お正月に凧揚げを楽しむ場合、適度に風が吹いている日をチョイスしましょう。大人が凧をもって糸は子供が持ちます。
子どもと一定の距離をもちながら走り、凧が風に乗ったら手をはなしましょう。すると凧がどんどん空へと上がっていきます。
良く晴れた空に上がっていく凧の姿を見るのは、気分爽快です!
コマまわし
お正月の遊びとして有名な伝承遊びなのがコマ回しです。
コマに紐を巻き付けて勢いよく引っ張りまわして遊びます。
お正月にコマを回して遊ぶのは、コマの縁起が良いからとされています。その縁起の良さはコマの形に由来しています。
コマは、中心に一本芯が通っていますよね。その姿が、筋を通すとか思いを貫くとか一人前など前向きな気持ちが連想されるからなのです。
さらに、コマが回る様子もその縁起の良さの一因となっています。
例えば、お金が回る、頭が回る、仕事がうまく回るなどの意味が派生しています。
みんな、人生がうまく回りますようにと願いを込めてお正月に縁起を担いでコマを回すのです。
まとめ
お正月にテレビゲームばかりで遊んでいたらいつもと何ら変わりないですよね。
親戚も集まるたまのお正月には、みんなで日本の伝承遊びを楽しみましょう。
伝承遊びには縁起が良いものもおありますので、縁起を担いでコマ回しや羽根つきを楽しみましょうね。