大晦日までに大掃除しないといけない?掃除してはダメな日がある!

「大晦日、いっきに掃除するのは大変だから、そろそろ大掃除しようかな」

「今年は忙しいから、少し手抜きしても大丈夫かかな」

様々な考えがありますが、あなたはいつ大掃除をしますか??

実は、大掃除をしてはいけない日があるんです。

大掃除をしてはいけない日は、いつなのか気になりますよね。

今回は大掃除のことについて調べたので、あなたも是非、参考にしてくださいね。

 

あきな
年に1回の大掃除についての豆知識をご紹介しますね♪
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大晦日に大掃除をする意味とは?

日本には大晦日(年末)までに、大掃除をしようと言う伝統がありますよね。大掃除は、いつもの掃除とは違って、丁寧に掃除をすることです。

大掃除して、家がきれいだと、気持ち良く新年を迎えられるのは間違いありませんよね。

しかし、掃除をする事に、何か意味はあるのかな?と感じませんか??

毎年、年末になるとなんとなく大掃除をしていませんか??

大掃除には、ちゃんとした理由があるんです。大掃除をし、新しい年に気持ち良く神様を、お迎えする為なのです。

その年の安泰と幸運を願い、八百万神(やおろずのかみ)に感謝するということでもあるんですよ。

確かに良く考えると、家が汚れていると神様も、ゆっくりできませんよね。そして大掃除は、一般家庭だけがしているのではないんですよ。

神社などの、大仏様のホコリ取りや、すす払いも大掃除の行事です。すす払いが、大掃除の原点とも言われています。

神社などでも行われる大掃除ですが、大仏様のすすを払う時に使う道具を『笹竹』と言います。そして、その笹竹は神聖なものとして扱われるんですよ。

笹竹をそのまま捨てずに、お正月のどんど焼きなどで燃やすなど、大切に扱われています。

どんど焼きは、門松などの正月飾りを燃やして、その火や煙にあたる行事です。どんど焼きの火や煙にあたる事で、その年の1年は健康に過ごせると言われています。また、どんど焼きの灰には、有難い力があるんですよ。魔除けや厄除の力があります。

なので、どんど焼きの灰を、家の周りに撒くと、良いとされているんですね。年末は何かと忙しいし、大掃除をめんどくさいと感じる事もありますよね。

しかし意味や由来を知ることで、めんどくさいと感じる事は、少なくなりませんか??

日本人は伝統を大切にしますよね。あなたも伝統を大切にし、次の世代へと受け継いであげて下さい。

そして大掃除は、神様を迎えるという、立派な儀式です。大掃除が終わった後は、意外と気分がすっきりしていますよ。

あなたも、しっかりと大掃除をして、神様をお迎えしましょう。

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大晦日の大掃除は何日までに終わらせるの?

一般的には、12月28日までに、大掃除を終わらせると言う風習があります。

この12月28日と言うのは、お正月飾りを飾り始める日ですね。しかし本来は、もっと早くからお正月飾りを始めるものなのですよ。

関西では12月13日、関東では12月8日から、お正月の準備をし始めると言われていました。江戸時代では、秋の収穫を終え片付けなどをする事を『事収め』とされていました。

この『事収め』が12月8日だったのです。『事収め』を終えた8日から、お正月の準備を始めたのですね。

では、なぜ12月28日までに大掃除を終わらせなければ、ならないのでしょうか??

現在の日本では、クリスマスも日本のイベントの1つとなってきました。なので、クリスマスを終えて、26日頃からお正月飾りを、飾り始める家庭が増えました。

そして、年末の中でも28日は、末広がりの『8』が縁起が良いとされていますね。28日に合わせて正月飾りを飾る家庭も多いようです。

お正月飾りは、遅くても12月28日までには飾らないといけませんね。その関係から28日までには、大掃除を終わらせた方が良いと言われています。

28日までに大掃除を終わらせて、お正月飾りを飾り、準備万端でお正月を迎えたいですね。

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大掃除したら良い日とは?

地域によって違いますが大掃除は、12月13日頃から始めましょう。しかし、必ず12月13日から始めないといけない訳ではありません。

12月13日は、各神社で、すす払いが行われています。各地域で、すす払いの様子がテレビで放送されていますよね。

昔のすす払いは、旧暦の12月13日に行われていたんです。

お正月を迎える『物忌み』が始まるのも13日だったから、とも言われています。

物忌みとは、方角や暦の凶日による災いを避ける為、一定期間身を清めて家にこもることです。

大掃除のやり方ですが、まず物を減らす事を考えましょう。断捨離ですね。必要な物か、不要な物か、思い切った選択も大事になります。

そして上から下、奥から手間の順に掃除を進めていきましょう。そうする事で、ホコリや汚れを効率よく取り除くことができますよ。

床をきれいにしたあとに棚のホコリを叩くと、また床を掃除しないといけませんよね。2度手間は、余計な体力や時間を費やしてしまう事になります。

1度きれいにした箇所を、再度汚してしまうことがないように、順序に沿って掃除をしましょう。そして、年末最後のゴミの回収日は、地域によって違います。

新年を、ゴミと一緒に迎えたくありませんよね。年末のゴミの回収日を、チェックしておく事も、忘れない方が良さそうです。

ゴミの回収日を目安に、大掃除を終わらせるのが理想ですよね。

あなたの生活スタイルもありますし、お仕事や予定と相談しながら大掃除を始めましょう。

大掃除してはダメな日とは?意外な日だった!

さぁ!!掃除道具も揃ったし、大掃除やるぞーっ!!

と、気合いが入ってきたあなたに、もう1つ伝えなければならない事があります。

実は、大掃除をしてはいけない日があるんです。

『そんなの聞いてないよー!!』

『掃除をしたいのに、掃除をしてはいけないって、どう言うこと!?』

と、なる前に知っておきましょうね。

大掃除してはダメな日!12月29日

12月29日がダメな理由は、語呂が悪く縁起が悪いからです。

日本人は昔から、語呂合わせや縁起の良し悪しを重視する傾向にあります。

29日の『9』が『苦』と、繋がる為に縁起が悪いとされているんですね。29日=『二重苦』とも捉えられますよね。

とは言っても、9日や19日は大掃除をしてはいけない日とは、なっていません。

12月29日は、1年の最後の『9』となるので、大きな『苦』に繋がると考えられたのです。日本人は縁起の事を気にするのであれば、12月29日の大掃除は、避けた方が良いですね。

大掃除してはダメな日!12月31日

大掃除は、神様を迎える大切な準備です。

12月31日は、身も心も家もキレイにして、神様を迎える日です。なので、バタバタと大掃除をしていてはいけないのです。

お正月に飾る『松飾り』と言うものがあります。神様に『私達の家に来てください』と言う目印の役目の物です。その松飾りを、31日に大掃除を終えてから飾ると『一夜飾り』となってしまいます。

なぜ『一夜飾り』が良くないのか知っていますか??

それはお葬式の飾りが、一夜飾りで同じだからです。縁起が悪いとされているんですね。

そもそも、31日はお正月の前日なので、あなたもあまりバタバタしたくはありませんよね。

まとめ

新しい年を迎えるにあたって、大掃除はかかせないものです。

頑張って大掃除をすると、2日から3日で終わります。もしくは毎週末に少しずつ、掃除をしていくのも1つの手ですよ。

日本の良い伝統は大事にし、子ども達にも受け継いでいきたいですね。

大掃除するにあたって縁起の悪い日や、あなたの予定などを考えて、計画を立ててみてください。

計画を立てると、スムーズに大掃除ができますよね。身も心もスッキリさせて、気持ちよく新年を迎えましょうね。

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